野菜作り実験ブログ

ジャガイモ秋栽培を無肥料で耕起と不耕起栽培で比べてみた

マルチ栽培秋作収穫ジャガイモ

 

もぐみんです。

 

いよいよ秋植え黒マルチ栽培のジャガイモを収穫しました。品種はデジマ。

 

 

秋のジャガイモ栽培は地温が高く肥料の効きがよいので残肥だけで十分育つ‥そんな話をご近所さんから聞いて今回は無施肥(メロン栽培後残肥)で栽培をしてみました。

前作のメロン栽培は1㎡牛糞2㎏、苦土石灰100g、油粕100g、ようりん50g。そもそもこの時点で肥料が少なすぎる(笑)

そして我が家は真砂土ゆえ保肥力(肥料成分をキャッチする力)が小さいことを考えると‥

残肥の効きはあまり期待できずまともな収穫量は期待できないだろうという予測のもとはじめました。

 

欲張りなので軽く不耕起(耕さない)と耕起(耕す)でも軽く比べてみることに

(今思えばシンプルに施肥した畝と無施肥畝で比べればよかったなぁと反省)

 

 

10月7日に植え付け。従来より一ケ月近く遅い植え付けのため途中、不織布をかけて生長を促しました。

 

 

そして植え付けから約3カ月(2023年1月12日)

 

不織布をかけた収穫適期のジャガイモ

 

霜に当たってほとんどが枯れてしまいました。

 

枯れ切ったジャガイモ株

 

しかし、不織布を二重にしているところだけまだ健在!

 

不織布を二重にかけたジャガイモ株

二重にかけていたところ

不織布部分のジャガイモ株

まだ茎葉が青い

 

空気の層が出来たことによる保温効果でしょうか。

これは必殺技として「二重の極み(ふたえのきわみ)」と名付けたくなりますな‥!

まぁ実際のところ、この二重不織布付近は日の照り付けが強い箇所だったことも関係してそうではありますが‥

 

不織布を取り去った後のジャガイモ株

 

そしてよくみるとまたアブラムシが‥おまいらどんだけ強いんだよォォォォ!

 

ジャガイモに付着したアブラムシ

 

その強さ、少し分けてくれよ! と言いたくなりつつ、この光景を観るだけでも強かな生き方の学びになりますね‥。

気を取り直していざ、収穫。まずは株元を鎌で刈り取り、

 

ジャガイモを株元から刈り取る様子

 

スッキリさせてマルチを剥がしやすくしました。

 

ジャガイモの茎を狩りとった後

 

その後マルチを破らないようにゆっくり優しくそろ~りと剥がしていきます。

 

ジャガイモのマルチを剥がす様子

 

10㎝の深さで種芋を植えたので、表層にはほとんどジャガイモが出ていませんでした。土は軽く湿った状態。

 

黒マルチを剥いだジャガイモ畝

 

不耕起(手前)と耕起(奥)の土表面を確認してみると

不耕起はカッチカチで指が入らず。耕した方はふわふわで簡単に指が入りました。

 

不耕起の土

突き指するほど固い不耕起土

耕起した土

容易に指が入り込む耕起土

 

果たしてジャガイモは出来ているのでしょうか。期待と不安を胸に掘り起こしていくと‥

 

ジャガイモを掘り進めている

 

おおォォォォ! すごい、意外にもちゃんと出来てます。

 

ジャガイモの収穫

 

ろくに出来ていなかったらきついな~と思っていたので一安心。

根張りをそれぞれ確認すると、耕していた方が明らかに根が長く広く伸びていました。

 

ジャガイモの根

 

全て掘り返した後、遠目から確認。

なんだかんだやっぱり予想通り少ないな~という印象(奥側が耕起、手前が不耕起)

でも秋作だからこんなもんなのかな?

 

マルチ栽培秋作収穫後のジャガイモ

 

収穫量

不耕起畝収量  6.366㎏

耕起畝収量   5. 790㎏

総収穫量      12.156㎏(種芋の4.86倍

 

左が不耕起、右が耕起ジャガイモ

左が不耕起、右が耕起

 

そもそもわずか5m畝程度の栽培かつ、不耕起側の方が微妙に日当たりが良いなど条件が揃い切っていないため、まったくアテにならない比較です

また、不織布も均等にかけていなかったのもある(爆)

 

今回の比較を無理やり推測するなら、耕起不耕起はあまり関係なく日当たりの良さと一部、二重不織布によって不耕起側の収量が上がったのでは。まだ枯れていなかった株箇所は明らかに芋が大きかったですし。

耕起の方が縦横無尽に根が伸びていたので、肥料をやってからの比較だとまた違う結果になっていたのかなぁとも思ったり。

とりあえず我が家の真砂土畑では不耕起で耕起と遜色ないジャガイモ収穫にありつけたというのは事実。

 

よしでは次からは耕さずやろう! となるかというと‥そうはならず。

なぜなら我が家のように5~10㎡程度の畝だと、ササッとクワで耕してついでに穴を掘ってジャガイモを埋めた方が作業として速かったりするからです。

不耕起のままスコップでいちいち種芋を埋めるのは逆に面倒。

じゃあ10㎝深埋めるなんて面倒なことをせずそのまま表層に種芋をポンと置く超浅植え栽培にすればいいじゃないの? と突っ込みがきそうですが

参考:月刊 現代農業2019年1月号 新連載 北の国から 力がわいてくる自給菜園 ジャガイモの超浅植え栽培(ruralnet.or.jp)

 

青芋になったジャガイモ

 

黒マルチをかけていたとしても、表層にできたものはわずかに光が透過して青芋になってしまうことがある。

今回も少しだけ露出した部分が上写真のように青くなっていました。

 

そして以前、春植え栽培で超浅植え栽培(厳密には5㎝くらい覆土)をしたときも芋が煮え腐っていたことがあります。

 

2020年6月17日超浅植え栽培のジャガイモ

※超浅植え栽培2020年6月17日収穫時の写真

 

株が完全に枯れてしまい強い日差しがマルチに当たってしまったためでしょう。

こういうリスクを回避するために、少し植え付けに手間がかかっても10㎝深ほど埋めるやり方が5~10m畝程の小規模環境であれば良いなという考えに至りました。

 

今後もちょいちょい軽く栽培比較しながら、我が家の環境に最適なズボラ・ジャガイモ栽培を追求していきます。

 

最後に収穫量のことを。総収穫量は約12.1㎏。種芋の4.86倍。

今まで秋作では収量を記録してこなかったので例年と比べようがありませんが‥

ネット上で調べると秋作だと6~8倍収穫だとか、5倍収穫できれば上出来だと出てくるので無施肥の割にはよくできたということなのかな?

春作だと

肥料を入れればもっと収量が増えたのか。それとも12月に入り霜害で枯れ始めたので株が健全だった期間は実質2か月半と短すぎたのか。

 

ちなみもう一つの畑では第一弾のジャガイモ栽培(通常栽培)をしていました。品種は同じくデジマ。

 

 

 

2022年9月7日に植え付け2023年1月8日に収穫。6㎏植え付けて29.218㎏収穫。5.3倍に。

施肥量は1㎡あたり元肥、追肥ともに合わせて牛糞1㎏、化成肥料888を120g、過リン酸石灰10g、油粕75g。

 

初めに数個ほど種芋が腐って欠株が出たにもかかわらず、収穫できた方なのでは。

 

 

一つ一つの芋が大きい。

 

収穫したジャガイモ

1個ずつしっかりとした大きさの出来

 

しっかり肥料が効いたことと、株が健全な期間が長かったためでしょうか。

次は肥料なしとありで確かめて、肥料による収穫量の差もみていきたいです。

それではっ。

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