もぐみんです。
昨日は黄化したアスパラガスを刈り取りました。
実は我が家ではここ5年以上、まともにアスパラガスが収穫できていません。
10年近く経って2年出てこなくなったアスパラガスを干し返してみました😃
案外根がはびこってない‥🧐
そしてカラッカラになってて、すぐ根がポロポロとれる。
単純に乾燥しすぎてダメになったようにしか見えないな‥
またこの根を鉢にでも埋めてみます😁#家庭菜園 pic.twitter.com/fGHyjSGnAJ
— もぐみん (@agrimichi) June 1, 2019
ここから何度かアスパラガスの大株を植え付けたものの、なかなかうまく根付かず‥
アスパラ、初収穫‥!
細い‥細すぎる‥!!
しかし数年前も毎年出始めは細かったのでこれからの出に期待します😙#アスパラ#家庭菜園 pic.twitter.com/L4NrX7c4bu
— もぐみん (@agrimichi) April 16, 2020
こういう残念な結果を繰り返してきましたが、今年はようやくちゃんと立茎してくれました。シンプルに嬉しい。
茎が倒れないように竹を立て囲うべきだったものの、これまた面倒でそのまま放置しちゃってました(爆)
雑草もなかなか大きくなってしまっていて、まさに草生える状態ですw
本来は晩秋、霜が2~3回降りた後に黄化した茎を根元から刈り取るのがセオリー。
この時期まで頑張って光合成してくれたので、しっかり根も育ち養分を蓄えてくれているはず‥
春の芽吹きを期待して、勢いよく刈り取ろうとすると‥
ちょ、右側の茎色がなんかおかしいぞ。
こ、これは病気ではないかぁぁぁぁ!?
調べてみたところ、どうやら茎枯病という病気のようです‥
茎に紡錘形の水浸状病斑を生じ、拡大して淡褐色の病斑となる。病斑上には黒色の小粒点が無数にみられる。本病には大型病斑と斑点病に類似した小型病斑がある。ひどくなると茎が枯れて乾燥枯死したり、茎立数が少なくなる。次第に株全体が弱り、欠株となる。
黒色の小粒点が無数にあります。
いずれにせよ刈り取らければならぬので、とりあえずズバッと地際から鎌で切りました。
感染経路は①雨の泥はねから感染し発病→②発病した株、残茎、残渣の黒斑に雨水がついて胞子を放出→③他の新芽、茎に感染→②③の繰り返し
ようは病気になった新芽や茎、刈取後の株元残茎や残渣がそのままだと、容易にまわりに感染し被害が拡大するということ。
ゆえに感染発病後の対策は、病気になった茎を引き抜き焼却or外に持ち出し、株元の地際も焼却する。
晩秋に刈り取った茎はたとえ病気でなくとも焼却するor外に持ち出すようにした方が良いようです。(ゴミ袋に入れて捨てるなど)
数㎝の残った茎でも容易に新芽へ感染するようなので、根本から押さえて引き抜きゴミとして外に持ち出しました。
本当はバーナーで地際を焼却するべきですが、持ってないので株元に土寄せし根元を完全に被せて完了。
茎枯病にかからないようにする一番の対策は雨よけとのことです。
参考:めざせ春どり増収!!アスパラガス茎枯病徹底防除の処方箋
元々は残渣を有機物マルチや堆肥として利用するつもりでしたが、感染原因になるのでゴミとして外に持ち出しました。
そして一折りまわりの草を抜いたあと、お礼肥として牛糞を1㎡あたり3㌔程撒きました。
ってまだほとんど収穫できてないからお礼の気持ちはあまりないですが(笑)
根が伸びる先に軽く埋めるため掘り返して確かめると‥
なんと全然伸びてない!
やはり土が乾燥しやすすぎてアスパラ栽培に向いてない場所だ‥
しょうがないので株元から離れたところまでまんべんなく散布し、軽く混ぜ込みました。
最後は使用済黒マルチを適当にかけなおし、抜いた草を株元にポンと置き完了。
なんかシュール‥
ちなみに寒い地域では根株を低温から守るため刈取後に株元にしっかりと土寄せすることや、もみ殻を引くことで保温することが肝要とのこと。
我が家は暖地でほとんど雪も積もらないので、保温というより今後の乾燥&雑草防止のためにかけてみました。
今春こそ、アスパラガスをしっかりと収穫して堪能できることを祈りつつ。
何気に一番好きな野菜はアスパラガスかもしれないっ
もし今年も収穫が厳しいようであれば、日陰のところに植えかえます。
それではっ。